2009年 東京女子大学現代教養学部人文学科日本文学専攻 合格
東京女子大学現代教養学部人間科学科言語科学専攻 合格
私が、大学合格を担任の先生に報告した際のことです。担任の先生は、驚きの色を隠せない様子で、『相当勉強したでしょう!』とおっしゃいました。それもそのはず、私の学校の成績は中の下だったのです。
しかし、鈴木国語教室に通ううちに、確実に力がつくのを実感しました。そして、大学受験と合格を経験した今、不可能と思えたことが可能になることや、将来に渡っての底力がつくことが分かり、少なからず自分に自信がつきました。
私は高3始めに入塾しましたが、その時点では基礎学力もなく、大学受験を控えどこから手をつけたら良いかわからない状態でした。
そんな私に、鈴木先生は、毎回3時間びっしりと基礎から教えて下さいました。体験に来ただけで後は来なくなる人も何人かいたようですが、そういう人たちは、最初の問題ができないからと言って、あるいは、3時間ぶっとおしの授業が大変だと言って入会を見合わせるようですが、その先にある大切なものを見落としていると思います。私はそこで逃げずに取り組んだのがよかったと思います。授業を受けるたびに力がついていくのを実感しました。
まず、現代文・小論文。学年の初めは文章も比較的平易なものから出発しますが、入試が近づくにつれて次第に難しくなります。文章につけられている問題には、その文章を論理的に読むために必要なポイントがすべて網羅されていると言えます。したがって、これを読めば、その文章全体が把握できることになります。おかげで読解力がつき、今では人文系の論説文はほとんど読みこなせます。この分析問題を解いた後に解説があり、続いて要約を書き、小論を書きます。分析問題を解いた後だとポイントが分かっているので要約が書きやすくなります。要約文の書き方すらまったく分かっていなかったので、とても勉強になりました。次に小論文ですが、これは筆者の主張に対して、具体例をあげて、自分の意見を書くものです。これまで書くのは時間がかかるので、延長になったり、自主的にやってくることになったりしましたが、現代世界の諸問題に関し、鋭い論理で切り込む鈴木先生の模範小論はそれ自体読む価値があるものだと思いました。小論文も先生の模範小論を読むうちに次第にこなせるようになりました。
次に、古文ですが、源氏物語を中心にしてやり、後半はセンター問題や入試問題意をやりました。特に、源氏物語の通しでの勉強は古典文学をダイナミックに勉強できたと思います。鈴木国語では、ただ古文の問題を解くのではありません。きわめて精密な分析と解釈→その結果を授業の場で覚える→テストという形で、3時間の授業のなかでひとつひとつの文章を徹底的にマスターするのです。ですから、重労働ですが、短期間で文法・語句・読解の力をつけることができました。
極めつけは英語です。長文読解も古文と同様にその場でマスターします。英文法も極めて分かりやすく身に付くよう工夫されています。
鈴木国語は国語専門塾だから「英語は…?」と思う人もいるかもしれませんが、英語を売りにしている予備校よりも上だと思います。英文法がきわめて整理されていてわかりやすいと思います。しかも、通り一遍の解説ではなく、参考書などでは見落としてしまいがちな(あるいは、書いてない)語句の用法の違いなどもきわめてわかりやすく教えてくれます。長文読解も文法もすべてをその場でマスターする授業です。ですから、やはり短期間で力をつけることができます。鈴木英語はなぜか人気がなく、上級講座は私ひとりでしたが、ここに行かないで予備校なんかでボーっとしているのはもたいないと思います。
結論としては、大手予備校に行かず鈴木国語へひたすら通ったことが、担任の先生が驚くような志望校への合格へ繋がったと思います。
最後に付け加えれば、大手予備校や他の個別指導に比べ、内容の充実度、授業時間数など考えれば、破格の授業料だった、と母が感謝しております。
|